設計(土木設計)は、街の基盤となる道路・河川・橋梁・上下水道・公園等各種構造物の社会基盤整備に必要な計画立案から設計図面や計算書を作成する技術です。
また、開発や区画整理による地域の活性化や橋梁等構造物の長寿命化診断等、生活に直結する要素の設計・診断を行います。近年では、社会資本整備を進める上でコスト縮減や説明責任が問われている中、日々技術の向上に努め、お客様の様々なニーズに対応すべく取り組んでいます。
●設計業務案内
- 道路設計
- 公園・緑地設計
- 河川設計
- 各種構造物設計
- 都市計画・開発行為業務
- 構造物点検・施工管理業務
- 各種建築物の外構設計
設計業務の一例をご紹介します。
道路設計
『道路』は生活と経済を支える重要な基盤施設であり、地域の活性化、生活環境の改善や発展のためには必要不可欠です。
道路設計には、道路環境調査、交通現況調査、路線計画等を踏まえ、「概略設計」・「予備設計」・「詳細設計」の設計工程を経て行います。
具体的な作業は次の通りです
- 道路環境調査:事業が実施される地域の基本的な特性を把握します。
- 交通現況調査:対象道路断面における交通量特性を把握します。
- 路線計画:対象地域の土地利用計画、開発計画、環境保全計画、当を踏まえ、路線の整備計画を立案します。
- 道路概略設計:事業を実施しようとする最適な路線を選定します。
- 道路予備設計:概略設計によって決定された路線について、平面縦横断線形の比較案を作成し、ルートの中心線を決定します。
- 道路詳細設計:工事に必要な詳細構造を設計し、経済的かつ合理的に工事の費用を予定するための資料を作成します。
弊社では、道路整備事業を進めるにあたり、地域住民の利便性向上と、安全で利用しやすく維持管理が容易となるように、トータルバランスを考慮した設計を立案するように努めています。
公園・緑地設計
『公園・緑地』は、私たちの生活において「憩い」「市民活動」の場であるとともに、「防災」や「地域の顔」の場でもあります。
公園・緑地には規模や目的に応じて「総合公園」・「運動公園」・「地区公園」・「近隣公園」・「街区公園」・「都市緑地」と多種に分類されます。
公園・緑地設計には、発注者や地域住民のニーズや地域の特性に合わせて様々な機能を有する都市公園の計画設計を行ないます。
公園・緑地の役割として、地域住民のレクリエーション利用や、都市環境保全機能が挙げられます。
また、防災の観点からも非常に重要な施設であり、自然災害時の避難場所としての機能や救援活動・復旧活動の拠点等の幅広い活用が求められます。
これらの機能と地域の特性を満たす公園・緑地設計を行う上で、地域住民も交えた「ワークショップ」を開催し、施設の検討をする場合もあります。
弊社では、他の設計同様、公園・緑地設計においてもトータルバランスを考慮した設計を立案するように努めています。
構造物点検(橋梁点検)・施工管理業務
『橋梁』は、作られた年代、場所、形式、交通量によって損傷の具合が大きく異なります。また、その橋の重要度によっても対策工法に違いが生じます。
『施工管理』は、良質な工事を実施するために品質及び工程、原価の管理や安全の管理等、非常に重要な管理業務です。
構造物点検(橋梁点検)は、橋梁損傷箇所の確認し、その原因を明らかにし、橋梁の健全度を調査します。
調査の結果から、橋梁の健全度の回復、長寿命化、耐荷力の向上など求められる対策に最適となる工法の立案し提案を行います。
施工管理業務は、工事の工事監督員が行う設計又は監督の補助として、工事監督員に代わり現場技術員が、設計図書に基づき、臨場による立会い、段階確認及び材料検査等を実施します。
施工管理業務の一部を、民間コンサルタントに委託することにより、土木請負工事の適正な履行を確保するとともに、施工管理委託業務の合理化等が期待されています。
弊社では、培ったノウハウと技術の研鑚により幅広く対応できるよう、日々取り組んでいます。